脳内物質は腸にある
ご存知のように腸には小腸と大腸があります。このテニスコート一面分と言われる巨大な臓器は大腸の方になります。
長さは6メートルにおよぶ大腸、これをハサミで切って一面に広げてみるとテニスコート一面分になるということです。
どんな生物にも、腸のない生物はいません。
何故ヒトをつくった創造主は腸というのを、そこまで大きくしているか、ご存知ですか?
栄養素を吸収するだけでなく脳内物質を作り出しているのです。そのため、腸のことを第二の脳と呼ぶ人もイます。
前述のセロトニンは脳よりも腸に多く存在しています。セロトニンのような神経伝達物質は、トリプトファン、ビタミンB6そしてカルシウムで作られます。
しかし、どんなに含有量の高い食物を摂取しても、腸内細菌が不十分では、セロトニンを増やすことは出来ません。
やる気を起こしたり、気持ちを奮い立たせる物質である「セロトニン」が不足すると、感情を抑えられず、「キレる」といった行動を起こしやすくなるのです。
安倍首相がうつ経験者と言われているのをご存知でしょうか。
彼は、トイレに行く回数が多いこともレポートされています。
うつ病の方は排泄リズムがおかしくなります。
うつ病を患っている方は、大腸の病気になる方が多いのです。
大腸がん発症率とうつ病の発症率は極めて高い関連性があると思われます。
西洋医療で出される薬がいやだと言う場合、セントジョーンズワート(西洋オトギリ草)がおすすめです。
ドイツでは、医者が抗うつ剤を出すよりもセントジョーンズワートを処方します。サプリメントで市販されています。
脳に気を使った食事という意味では、緑茶、紅茶、コーヒーに入っているカフェインは睡眠障害を起こすので避けている方もいます。
アルコールに関しては、医者がとめています。うつ病になると気分障害からアルコールを摂取する方がいます。
過剰なアルコール摂取がうつ病に効果的とは思えません。
症状が悪化する前に、受診して適切な治療を受けましょう。