思春期と思秋期

皆さんは、思秋期という言葉をご存知でしょうか?

 

少年、少女から大人になる人生の春の時期、思春期に対し、成人から年老いていく過程を人生の秋の時期、「思秋期」と言うようです。
年齢で言うと、40歳〜60歳です。秋になると「物思いにふける」「哀愁」という言葉が似合うように、この人生の思秋期も何をするために生きているのか?それは、どのような意味があるのか?思春期の子どもたちの様に葛藤や苦悩を始め、様々なことを自分自身に問いかけ心を悩ませることが多くなってきます。

 

うつ病を起こしやすい人

 

  • 生真面目な努力家
  • 几帳面で神経質
  • 責任感や義務感が強い
  • 完璧主義者
  • 我慢して気持ちを押し込めてしまう

 

学生で言うところの「優等生」と呼ばれる人たちです。

 

よく耳にする言葉に「燃え尽き症候群(バーンアウトシンドローム)」というものがあります。

 

 

燃え尽き症候群とは
何かに熱中して一生懸命頑張ってきた人が、急に社会に対して適応能力が無くなってしまい、まるで燃えカスのようになってしまう症状
頑張ってきたことが報われなかった事への失望感


 

燃え尽き症候群はうつ病の一種とも言われています。
どちらかと言えば男性に多い、燃え尽き症候群ですが、これが主婦になると「荷おろしうつ病」「空の巣症候群」という言葉に代わります。

 

 

荷おろしうつ病とは

 

子育てという大仕事を終えた女性が子どもが巣立つことで、無気力感に襲われ、そこに孤独と寂しさが加わることで、何も手につかず自律神経が乱れてしまう症状


 

真面目に頑張ってきたサラリーマンや子育てに邁進していたお母さん、その打ち込んでいたものが無くなることで「空っぽ」の状態になってしまい、ここからうつになっていくと言われています。
もちろん、サラリーマンや専業主婦だけがうつになるわけではなく、うつは子どもから老人まで全ての人に発症する可能性があります。
うつはいつ誰がなってもおかしくない病気なので、病気になることが悪いことではなく、まして「なってしまった私が弱い人間」なんてことはありません。

上司に怒られ残業している男性

時間、場所、環境、お金など様々な要因が、たまたまピタッと合った時に、自分の心が疲れていただけです。

 

疲れを回復させるためには休憩が必要です。そして、その休憩の方法は人それぞれです。
万人に効く方法なんてものはありません。

 

温泉や旅行にいくのもいいですが、それが出来ないなら、無理していく必要なんて無いです。
ウォーキングや日光浴がいいと言われても、体が睡眠を欲しているなら、充分な睡眠が得られるまで眠ればいいんです。




思春期と思秋期

 

何かの要因で削ぎ取られてしまった心の一部を、人は時間をかけながらゆっくりと直していきます。
そのペースは人それぞれです。
それが、治療期間と言われるものです。

 

削ぎ取られたものを、修正するには時間がかかるのは当たり前です。
目に見えていないだけで、同じように悩んでいる人は意外と自分の周りに沢山います。

 

自分一人では無いので、安心してください。